30/11/04



さらば2004年11月の太陽。

10時から計量経済学の演習。計算はできるんだか、「なぜ」そうなるか理解できない。

でも良く考えてみるとこの世の中、何故そうなるの?が分からないでも生きていけることばかりじゃないか!

そんな風に自分を慰めながらいつも受けています、この授業。

夜は来週の月曜日から始まるACCAのテストに向けて勉強。

今回は、2科目受けるが、どちらも記述式問題なので非常に勉強がしにくい。

Managing Peopleという科目は、「リーダーシップ」や「モーチベーション」の理論を理解した上で

現実の問題に当てはめて答えなくてはいけない。

人はどうして、動機づけられるのか?

様々な学者が、この問いに答えようと理論を書いている。

僕のお気に入りは、ハーズバーグのTwo-Factor Theory。

人の動機の大きさは、二つの要因の積で求められるという理論だ。

要因の一つは、ある結果になって欲しいという希望の強さ。

もう一つは、その結果にどれぐらいの確率でなるかという個人の認識。

例えば、僕がテストで100点を取りたいとしよう。

その欲求の強さはかなり強いとする。例えば、80ぐらい。

でも、僕は100点を取る自信なぞほとんどない、僕が100点を取れると思う確率は0だ。

だから、80×0=0だから、僕のテストのために勉強するという動機の力は0なわけだ。

あれ?だったらなんで僕は勉強してるんだ?

あっ、100点をとるっていう前提が悪いんだな。

だったら、60点を取るとしよう。確率は40%として、

60×0.4=24

僕の動機の大きさは24なわけだ。やったぞ!

で、一体これがどうなるってんだー!だから理論は嫌いなんだよ!


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