19/08/06

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土曜日、とても静かな朝だった。

ドイツの郵便局のマークは、角笛の形をしている。

マイクの説明によると、昔は郵便屋が村に訪れると、笛を吹き、村人がそれを聞いて集まってきたらしい。

郵便局の中の商品の陳列がものすごくきちんとしていることに気づいた。

ドイツ人は日本人に似ているところがあると思う。

郵便局からマイクの家へ帰る途中、おもしろい光景に出会った。

ドイツ人はリサイクルに命を張っている...

ごみ箱の種類の多いことにビックリ。

右から:白い缶、茶色のガラス、青いガラス、白いガラス、そして(たしか)紙、服...

その徹底ぶりといったら、イギリスはもちろんのこと、日本よりも凄い。

近い将来、綿の服、麻、40%綿60%アクリルの服とかになるのではないだろうか(これは冗談だが)、と思わせられるほど、細かい。

さてペットボトルのリサイクルだが、現在はボトルを買った店にもっていけば、

15セント程返金をもらえるらしいが、

近い将来、どの店に持っていっても、返金してもらえるようになるらしい。

確かに、旅行中とかは同じ店にいくことがないので、こちらのほうが理にかなっている。

感心させられた。



さて、日本人と似ているもう一つの点と言えば、ドイツ人は結構タバコを吸うひとが多い。

他のヨーロッパの国々に比べると安いからだろうか。

街中には、日本のように、タバコの自販機なども置かれている(イギリスでは考えられないことだ)。

今日はフランクフルトでサッカー観戦をする予定だったので、

10時半に家を出て、ダームスタッド駅へ自転車で向かう。

ダームスタッドはマイクの住んでいる、ヴァイタスタッドの隣町。

自転車といえば、ドイツ人はけっこうサイクリングをして、通勤するひとが多い。

大体の道の脇には、サイクリスト用の道路が設けられているので、

安全にサイクリングできる。




フランクフルト・マイン駅



これもドイツ人のおもしろい特徴。車がきていなくても、赤信号の時は青になるまで待つ(日本人もこの傾向があるが)。

皆きちんと待っているので、こちらも信号無視はできません。



キックオフは、午後3時からだったので、それまで軽くフランクフルトの街を再びぶらぶらとすることに。

後ろにみえるのが、有名な Eiserner Steg (橋)。







この有名な広場(といっても、実はおととい見逃した)はRomerbergと言います(言うそうです)。

広場を囲むように、ドイツの典型的な建築デザインの家が立ち並び、

広場の真中には、 Gerechtigkeitsbrunnen (正義の噴水)があります。

ドイツ人は言語に長けている。

第一に、ドイツ語の単語は異様に長い。よくスペリングをしっかりと書けるものだ。

第2に、どの人も英語がとてもうまい。

だからこちらもコミュニケーションには困らない。ドイツ万歳。

そんなことを言っていると、ドイツ語勉強しろよと、突っ込まれるか。






さて、偉大なドイツの詩人と言えば、ゲーテですが、

ゲーテはフランクフルトに住んでいたらしい。

と言っても高層ビルの一室に住んでいたわけではなく(当たり前か)、

現在ゲーテ資料館があるあたりに家があったらしい。

資料館のとなりにある、今のゲーテの家は第二次世界大戦で壊れてしまったのを修復したものだそうだ。

資料館には残念ながら、入って見学する時間がなかった。





これが、証券取引所。ここで数千ユーロ稼いだ(なわけない)。



ドイツ銀行の前にあった、彫像。

向かいあって座っている男性2名も作品の一部だとか(なわけない)。



さて、3時になって試合開始。

このサッカー場(Commerzbank Arena)はワールドカップで使われたもので、4万人収容できるらしい。

今日はほぼ満席だった。

それというのも、地元のEintracht Frankfurtの今年初めのホーム戦だったため。

相手は,VfL Wolfsburg.





マイクの教会の友人のマティアーズと、彼の子供達と一緒に観戦した。



さて、かなりの熱戦だったが、結果は0−0の引き分け。

ドイツ人のサポーターは、イギリスのフーリガンのように、荒い。



マティアーズの子供達は試合後疲れているようだった。

とてもエキサイティングな一日だった。





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