01/08/07

明日からイタリアへ4日間いってくる。

ということもあって、今日はイギリスでYusukeと過ごすことのできる最後の日だった。

にもかかわらず、朝は二人とも寝坊し、午前はだらだらとYoutubeなどをみて過ごしていた。

しかし、二人とも議論好きなので、Youtubeにアップされた、トニーブレアの演説の仕方を研究して、

日本と欧米の政治の違いについて語りあった。

午後から、街をぶらぶらとしてきた。

思えばバーミンガムをぶらぶらできるのは今日が最後かもしれない。

ということで、ランチはバーミンガム名物のマクドナルドを食べた。

野菜がたくさん入った非常にヘルシーなデリ・サンドを食べた。

「ちょっとCurry'sに入っていいですか。市場調査します」とかいって、

かれは、どこのテレビがどこで製造されているとか、チェックしていた。

Samsungの製品がたくさんあったので、

「このままじゃ、日本企業はやばいんじゃないですかー」と危惧を抱いていた。

I'm going to Italy from tomorrow for four days.

So, this would be the last day to spend time with Yusuke in the UK.

However, we woke up late and were lazing around all morning, watching video clips off Youtube.

But as we both love to debate about whatever topics available,

we analysed Tony Blair's speech and debated about the difference between the UK and Japanese politics.

In the afternoon, we went to the city centre and walked around.

I bought a mug which says 'I love Birmingham' in the tourist centre.

As this could be the last time I can walk around the Birmingham city centre,

we decided to have a proper lunch

at Mcdonalds, hurray!

We went into the Bull Rings and Yusuke was studying the electronics industry in Curry's,

by looking at which TV is manufactured where etc (he loves these things).

Yusuke was concerned about the future of Japanese electronics companies,

from looking at the dominance of Samsung in the store.


最後の晩飯ということで、チリコンカルネを作った。

I cooked chili con carne.


食べた後、Yusukeはスイッチが入ったかのように、寝てしまった。

And as soon as he's eaten, he fell asleep!


イギリスに留学して、大学でいろいろなことを勉強したが、

やはり留学で得たもっとも大切なものは、友人だ。

Yusukeも僕の大切な友達の一人で、彼とははじめてあったときから、

さまざまなテーマについて議論しあった。

彼も僕と同様、イギリスでインターンシップを1年行い、その間いろいろと自分の将来のことについて考えたようだ。

Mixiにかれが、就職のことについて書いた面白い記事を許可をもらって転載しておこう。

イタリア人の上司を通して、文化の違いなどで苦労した様子がよく表れている。

 

これからも、留学中出会った友達と連絡をとりあい、一生大事にしていきた。

 

I have learnt many things in the university.

But above all, the most precious things are the friends I met thoroughout the four years.

Yusuke, is of course one of my precious friends and through constantly debating with him, he taught me many things.

I shall do my best to keep in touch with all my friends and treasure them through my lifetime.

 

(以下,Yusukeが2007年4月30日にmixiにアップした記事)

日本の同期のみんなは今月から新社会人として働きだしているがどうなんやろ?天職と巡り合えたんかな?どういった基準で 自分に最適な業界、会社そして職種を決めていったんやろ?自己分析はどうやったんや?

また、ここ英国で欧州を中心とする様々な国籍の人達と共に実際に働いてみて、仕事に対する価値観の多様性、その日本との違いに驚嘆させられることがある。

イタリア人上司のパオロを例に取ると、彼ははカトリックの教えからとても家庭を重んじる傾向がある。残業は滅多にしないし、仕事が山積していて締め切りが 迫っていても奥さんや子供から電話があると部下達をほったらかしにしてさっさと帰ってしまう。生活の中心は家族であり、その妻子と過ごす時間を仕事で犠牲 にしようとは考えないところは日本と対照的だ。

一番、驚いたのが、ある日、そのパオロが、なんとあのバンダイの玩具"たまごっち"を会社に持ってきた事だ。話を聞くと息子が先日、小学校に持っていった のだが先生に見つかり持ち込み禁止の注意を受けたことに伴い、息子が学校に行っている間、お父さんパオロが代わりに世話をしてあげているという背景らし い。
なんて可愛いお父さんだとほのぼのした気持ちで仕事をしていると"ピーピー!"とタマゴッチが鳴き始めた。どうやらお腹が減ったらしい。すかさずパオロが イタリア語訛りの英語で「フィーダッ(Feed)」と呟きながら餌を与えていた。おっ!しっかり面倒見ているなとその時は思った。
その後、チームで会議を行っていると再び「ピーピー!」今度はトイレらしい。数分後、「ピーピー!」次は遊んで欲しいらしい。俺はおもしろおかしく見てい たのだが、イギリス人が遂に切れ、うるさくて仕事に集中できない!と言い出した。そこでパオロは、日本の玩具なので俺の所へ持ってきて音を消してくれない かと頼んできた。マナーモードにしてあげると、これで仕事に集中できると喜んでデスクへ戻って行った…
数時間後、パオロが突如叫び出し頭を抱えている。「ヒー・イズ・デッッダ!(He is dead!)」どうやら、ほったらかしで死んでしまったようだ。笑ってみていると、パオロが突然、俺の顔をジロっと凝視し「音を消したお前が悪い!」とい うメッセージを示唆する顔でこっちを見つめている。動揺した俺はリセットして育て直せばいいやん?と言ったが「男の子でこの種類が再び生まれ育つとは限ら ない。」と子供の為に真剣に落胆していた。

これは極端な例だが、ここ最近様々な観点から仕事への価値観、家庭観そして天職など包括的に人生を深謀遠慮してしまいます。


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